社長Message アーカイブ

2022年3月

私の出発点 前編

人生を賭けて何をしようかと模索し始めたのは私がまだ19歳の頃
私自身の弱さを断ち切りたい、立てた目標を達成できる人になりたいという思いから、
25歳で起業することを心に決め、その目標に向かってスタートを切りました

まず「何をするか」が課題です。真剣に考え、答えを探しました
25歳まであと1年に迫った時、「何をするか」がまだ決まらず、
不安で押し潰されそうになっていた時、ある経営者の方の言葉に救われたのです

「子供の頃、何かに夢中になって時間を忘れていたことがあるだろう?
その時みたいに時間を忘れて没頭できること、夢中になれることを仕事にすればいいんだよ」

そして、さらなる自分探しがはじまりました
ノートの右ページに好きなこと、得意なこと、興味があること
左のページには嫌いなこと、苦手なことなどを
思いつくまま自由にたくさん、たくさん書き出してみました

客観的にそれを眺めていると私の心の声が聴こえてきたのです

私は「人に対してプラスになる提案をしたり、幸せになれるきっかけづくりがしたい」
そして、女性が美しく生きていくための「何か」にこだわり、関わることで
私自身の存在意義を見出すことができると確信しました

自分の体型にコンプレックスを持っていた頃、
そのことに気付いた母がインポートランジェリーショップに連れていってくれました
フィッテングルームで自分にあうランジェリーを初めて身に着けたこと、
鏡に映ったボディラインに感動したこと、
「女性はね、見えないおしゃれに気を配ることが大切なのよ」という母の言葉が心に響いたこと、
当時の記憶が鮮やかに甦りました

この出来事以来、ランジェリーについて探求していた私は
豊富な知識を生かしインポートランジェリーショップを開業することに決めました

理想のボディラインを手に入れることで、もっと自信を持って輝いて欲しい
決して安くはないランジェリーだからこそ、購入後もしっかりと寄り添っていきたい
という想いから、独自のセールスプロモーションを確立させました

感動や喜びにつながるお店作りを考えるのは楽しく、
お店の床で毛布にくるまりながら眠る日々を過ごすほど没頭していました
事業は軌道にのり、2、3年のうちに私がカウンセリングした女性は4,000人を超えました

今までの弱い私からの脱却と没頭できることを見つけるという、
ふたつの大きな目標を25歳で達成することができました

単なるモノ売りにならなければ、想いは伝わるもの
「幸せになって欲しい」という本気の想いは必ず相手に伝わるもの

そのことを実感し、手ごたえを感じることができた経験が
後の化粧品事業へと繋がっていくのです

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